2013/04/30

犬の筋肉痛

疲れて朝寝坊している犬
朝になっても起きてこない。
犬にも筋肉痛があるのだろうか。
おとといのハードな山歩きで、私の足のふくらはぎは「筋肉痛」がまだ残っている。
久しぶりに長い距離を歩き長い高低差を登ったので、筋肉痛はなかなか去らない。

それは、リリーにも言えるようだ。
リリーは私よりも体力が無いし、筋肉の持続力も弱い。
それが、私と一緒に行動したのだから、リリーの方がひどい筋肉痛であることは、ほぼ間違いないだろう。

リリーは、昨日も今日の朝もじっと休んで動かない。
時々頭を上げては、両方の前足をぺろぺろ舐めているぐらいである。
起き上がって、よたよた歩きながら水を飲みにいく時の、顔の表情がやや険しい。


普段のんびり散歩している犬が、日曜日にハードな運動をしたのだから、犬にだってひどい筋肉痛がおこるのは当然だろう。
なかには、運動能力や運動持続力がヒトよりも優れた犬もいるらしい。
しかし、リリーは弱い方だ。
そのことが判明した今回の筋肉痛だった。

面倒くさがっているような様子のリリーを朝の散歩に連れ出したら、公園の芝生の上に座り込んでしまった。
いつものオスワリではなく、ドカッと尻で座り込んでしまっている。
「もう、まいった!」という感じ。

これは、かなり重症だ。
しばらく静養させるしか無い。
筋肉痛なんて、犬の普段の生活には無いことなので、リリーもちょっと困惑している様子。
初めての体験だから無理もない。

困惑顔で前足をいたわるように舐めている。
犬にとって、こまめに舐めることが、筋肉のマッサージ効果になるのかも知れない。
ヒトでも、長く凝っている筋肉の箇所を温めて血流を良くすると、頑固な筋肉疲労からの回復が早い。
入浴の効用として、筋肉疲労の回復が上げられているくらいだから。

でもリリーには入浴の習慣がない。
温めたタオルで、手足を軽くマッサージしてあげたら、心なしか気持ちよさそうな表情になった。
私にとってもうれしい表情である。
ああ、良かった。
このマッサージをしばらく繰り返すことにした。

起き上がれない犬
声をかけても、目がとろんとして反応が無い。
一日中寝ている犬
こんどは茶の間でごろ寝。
座り込んで動かない犬
芝生の上にへたり込んでしまって、散歩に活気がない。